夫がうつ病で会社に行けない|ご家族から相談いただき、休職・傷病手当金・今後の生活を整理したケース

ご相談時の状況
40代会社員の男性について、奥様からご相談をいただいたケースです。
ご本人は職場での人間関係に悩み、徐々に眠れなくなり、朝になると強い不安を感じるようになっていました。
最初は何とか出勤していましたが、その後は会社へ行くこと自体が難しくなり、医療機関を受診。しばらく仕事を休むことになりました。
奥様が特に不安に感じていたのは、
「このまま会社を辞めることになったら生活できるのか」
「住宅ローンの支払いはどうすればよいのか」
「本人は制度を調べられる状態ではない」
という点でした。
まず退職ではなく、現在の状況を整理
ご本人は「会社に迷惑をかけるから辞めたい」と話していましたが、精神的に不安定な状態で退職を急いでしまうと、退職後の収入や健康保険などについて十分な準備ができない可能性があります。
そこで、

・現在は休職扱いになっているか
・給与は支払われているか
・健康保険にはどのくらい加入しているか
・医師からどのような説明を受けているか
・毎月必要になる生活費はいくらか
を、ご家族と一緒に整理しました。
傷病手当金を確認
会社員など健康保険に加入している方が、業務外の病気やケガで働けず、一定の条件を満たしている場合には、傷病手当金を利用できる可能性があります。
うつ病など精神的な不調についても、医師が仕事をすることができない状態と判断し、その他の条件を満たせば対象になる可能性があります。
このケースでは、すぐに退職することだけを考えるのではなく、まず療養期間中の収入をどのように確保するかを確認しました。
ご家族ができることも整理
ご本人が体調を崩しているときは、
制度を調べる
会社へ連絡する
家計を計算する
今後の仕事を考える
といったこと自体が大きな負担になる場合があります。
そのため、ご家族が生活費や固定費を整理し、ご本人に必要以上の判断を求めない形で準備を進めることも一つの方法です。
今後の生活まで含めて考えることが大切
今回のように、家族が突然会社へ行けなくなった場合、「仕事を辞めるかどうか」だけに目が向きがちです。

しかし実際には、
休職
傷病手当金
退職後の健康保険
失業保険
住宅ローン
毎月の生活費
など、複数の問題を一緒に整理する必要があります。
プロトネクストでは、ご本人だけでなく、「家族が会社へ行けなくなってしまった」というご家族からのご相談にも対応しています。
2026年10月9日
